ハルカのわくわくインド暮らし

インド生活2年目の27歳。日本が恋しい

自分はおおらかな人間だと思ってました

インドに来て、少し嫌だなと思うことがいくつかあります。どうしても日本の暮らしと比べてしまうと、ついネガティブな面が目につきやすくなってしまう。ゴミが散乱した道、動物園のような匂い、衛生面が気になる食事…

ごみポイ捨てする人が多い、信じられない!😭

それでも、インドはこういうところだと事前に心構えをしていたおかげで、それほど大きな衝撃はありませんでした。「まあ、インドだからこんなものか」と、ある程度スルーすることができていたんです。

ところが、インドの雰囲気に慣れてきた頃、一つの出来事がきっかけで、インドを嫌いになりそうになりました。

それは、スーパーのレジ待ちで私の前に子供が割り込んできた時のことです。「そんな些細なことで?」と思うかもしれません…確かにその通りですが、もう少し聞いていただけますか…!

私は、かごをレジのテーブルに乗せて前の人の会計を待っていました。次が私の番です。前の人の会計が終わり、レジの人が私のかごを掴む、まさにその瞬間、小学校低学年くらいの子供が後ろから走ってきて、お菓子を一つレジの前に置きました。

急な割り込みに驚いて、私は言葉を失ってしまいました。

そして、その子の父親がすぐに来たので、「これはこの子叱られるな」と思ったのですが、その父親は私にニコニコしながら「このお菓子、この子すごく好きなんだよ〜」と言うだけでした。私が並んでたことに気づいているはずなのに、全く悪びれてない!

さらに驚いたのは、レジの人も何も言わず、そのお菓子をすぐにピッとスキャンし、何事もなかったかのように会計を始めたことです。

私は、その様子からインドではこういったことが普通なのだと気づき、とてもショックを受けました。子供が割り込んだことはまだ許せたとしても、親もレジの人も注意をするどころか、それを当たり前のように受け入れていることにとても驚きました。この時、私は自分でも意外なくらいイラっとしてしまって、思わず夫に「私インドに住むの無理かも」と言ってしまいました。

私はこれまで、自分をおおらかな人間だと思っていました(ちょっと自画自賛かもしれませんが笑)。でもそれは、日本人が思う最低限のルールが守られている環境にいたからこそ私は「おおらか」でいられたんだなと…。インドでは日本で当たり前なルールが守られないので、私は上記のようなささいな場面でイライラしてしまい、自分がこんなに心の狭い人間だとは思ってもみませんでした…。

日本であれば、順番を守らない人がいれば、誰かが注意をし、嫌な顔をする人が多いので、それが悪いことだと誰もが知っています。しかし、インドでは順番を守ることが良いことという認識が少ないのかもしれないと、そんな印象を持ちました。

車が走る道路を見ても、車線がないことをいいことに、抜かし合いが日常茶飯事です。道と道が合流するところでも、前に入れてあげようとする車はほとんどありません。日本人の感覚で言うと、ぶつかる覚悟で前に出ないと、いつまでも進めません。

改めて、日本の「譲り合いの精神」っていうのは素晴らしいのだなと…。そして、それは周囲の人々が「譲り合う優しさは大事だ」という認識を共有して初めて成り立つものだと強く思いました。

インドでは譲った人が何の得もせず、むしろ損をすることが多い世界だと感じています。
悔しいけれど、「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、私もこの環境で強く生きていかなくては…😭